これが現実

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Q. 内部被曝はどうやって測定するのか?

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A. 放射線を遮蔽(=外部から放射線が一切届かないように)した環境で、”ホールボディカウンター”を使って測定する。ホールボディカウンターでは、身体の中から出てくるγ線の量から内部被曝を推定する仕組みである。しかし、α線やβ線は身体の中から出てこないので、正確な値は測定できない。さらに放射性物質は半減期によって弱まったり、体外に排出される種類もあるので、被曝してから時間が経つと正確な値は測定できない。またγ線の線量は分かっても、放射性核種(元素)が特定できない。

 ほかに鼻の粘膜や尿などの試料を採取してα線を測定する方法もある。これもまた誤差がある。

 ちなみにホールボディカウンターは全国に32台しかないらしい。移動式も一部あるが、精密に測るには測定室の遮蔽を厳しく行う必要があるため移動できない。また、福島第一原発にあるものは周囲の放射線が強く、使えない状態である。

参考(尿検査の方法):Q. 関東でも尿からセシウムが検出されているのか?

追記 2011-08-03

今回のバス型のWBCを使った検査は、南相馬市が市独自で実施する。

鳥取県からバスを借りられる期間は3ヶ月間となっている。福島県は、原発があるのに、なんとこのバス型のWBCは持っていなかった。

県民の要望が強く、福島県としては5台を購入する予定をしていた。1台当たり1億円の機械なので、全部で5億円だが、国から連絡があって、5億円は国が負担することに決まった。

出典:ECRR議長・バズビー博士が内部被曝について重大な警告 | カレイドスコープ

 以下、欧州放射線リスク委員会(ECRR=European Committee on Radiation Risk)の科学議長のクリストファー・バズビー博士の発言より。

ホールボディーカウンター(WBC)は、ほとんど役に立ちません。WBCが検知できるのはセシウムだけですが、セシウムは本質的な問題ではありません。

WBCには、さらに重大な問題があります。WBCを受けた後、本当は問題があるのに自分は被曝していないと誤解することです。

出典:同上

追記 2011-08-14

 簡易型WBCと精密型WBCの仕組みや性能について、詳しく解説しているサイトがあった。
参考:原安協の活動紹介 – 緊急被ばく医療研修



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