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Q. 福島原発事故は広島原爆よりひどいのか?

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A. Yes。福島第一原発から放出された放射性物質は、広島原爆の80発分に相当する(出典:小出裕章「原発のウソ」)。しかもまだ漏れ続けているので、最終的にもっと増える可能性がある。

 一方、原爆と原発で燃やされるウラン235の量を概算で比較すると(出典:みちのぶのねぐら C面: 広島原爆はキログラム、福島第一原発はトン)、

  • 福島第一原発:7.7t(1~3号機の炉心) + 16.0t(1~4号機の燃料プール)
  • 広島原爆:1kg

実に広島原爆2.4万発分のウラン235が福島第一原発1~4号機に存在している。つまり放出された80発分はたったの0.3%に過ぎないのである。しかも他に原発の5号機・6号機・共用プールにも、ウラン235が合計49.8t(5.0万発分!)あることも忘れてはならない。

 ちなみに前述の小出裕章先生によれば、出力100万kWの原発は1年間に広島原爆1,000発分のウラン235(1t)を燃やすそうである。

追記 2011-08-21

 東京大学の児玉龍彦教授は、福島第一原発から放出された放射性物質の量が、広島原爆に対して

  • 熱量に換算して比較すると、29.6個分
  • ウラン235の量に換算して比較すると、20個分

に相当すると報告している。
出典:現行制度では子供や妊婦を被曝から守ることができない注目の児玉龍彦東京大学教授が記者会見 – プレスクラブ – ビデオニュース・ドットコム インターネット放送局

追記 2011-08-25

 東京新聞はいい仕事をしている。

 政府が、東京電力福島第一原発の1~3号機事故と、1945年の広島への原爆投下で、それぞれ大気中に飛散した放射性物質の核種ごとの試算値をまとめ、衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出していたことが分かった。半減期が約30年と長く、食品や土壌への深刻な汚染を引き起こすセシウム137の放出量を単純比較すると、福島第一原発からの放出量は広島原爆168.5個分に相当する。

  • セシウム137(半減期30年):
     福島第一 1.5万テラベクレル/広島原爆 89テラベクレル=168.5個分
  • ヨウ素131(半減期8日):
     同 16万テラベクレル/同 6.3万テラベクレル=2.5個分
  • ストロンチウム90(半減期28年):
     同 140テラベクレル/同 58テラベクレル=2.4個分

出典:東京新聞:福島第一放出セシウム137 広島原爆168個分:社会(TOKYO Web)



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